2012年10月16日火曜日

量変質変(りょうへんしつへん)

哲学的な考え方で「量的な変化は質的な変化を引き起こす」という意味ですが、これは外国人活用でも当てはまる考え方です。採用したばかりの外国人社員にすぐ日本人的な行動や発想を求めることは無理です。外国人から日本人への変化は質的な変化で、日本人らしい行動や思考を繰り返し行い相当な量を積まなければいけません。数か月の新入社員研修だけでは不十分で、日本での留学経験のある人でも最低2年の時間は必要です。社内にフォローの体制を整え、外国人社員にどんどん仕事を与えるのが良いでしょう。この量の変化がやがて質の変化に繋がり、日本人のお客様からも喜ばれる仕事ができるようになるでしょう。