2013年1月17日木曜日

第25会NIJIの会報告


25NIJIの会例会報告書
【日 時】20121225日(18:0020:30
【会 場】北海道経済センター8
【テーマ】中国伝統医学に学ぶ病気にならない生き方
~元気なときに病気について理解しよう~
【講 師】陶氏診療院院長・医学博士・陶恵栄氏
【出席者】第一部セミナー  企業参加者20 名;留学生3名;関係者 7
第二部交流会   企業参加者17 名;留学生3名;関係者 6

陶先生

【講演概要】
◆陶先生の経歴
中国の第二軍医大学、日本でいうところの防衛大学で勉強して、1986年に卒業。
・卒業後、戦場で救助活動に携わった。その経験が生命にたいする考え方を変えた。
・その後上海の病院で勤務。そこで看護師として働いていた今の奥さんと出会い、結婚。二人の子供に恵まれ、幸せな家庭を築く。
6年間肝臓専門医として勤務したが、西洋医学の物足りなさを感じ、北大へ入学し骨髄移植の研究をした。北海道に来た理由は、祖母が日本人で、日系三世だから。
・中国医学中心の陶氏診療院を開業、中国医学を実施。


司会の金さん

◆病例
男性58歳、ウイルスの感染による帯状疱疹がでて、味覚障害になった患者。病院で薬を飲んでも治らなかったが、中国医学の治療により7回で治った。
75歳女性。糖尿病によって脳梗塞にかかる。脳梗塞、糖尿病の薬全部やめ、中国治療と食事療法、マッサージで完治。
・車事故で植物状態になった18歳女性。物理的にぶつかったときに気が止まった。気の流れを改善し3ヶ月後退院。料理もできるまでに回復した。
・腎臓がんが膀胱に転移した患者。抗がん剤をやめ、中国医学に切り替えて完治。

自己紹介をする留学生

◆人類の歩み
・人類が最初に誕生したのが600万年前。地球の歴史は46億年。46億の歴史を1年に例えると、人類は12311234に誕生している。地球の歴史から見たら、人類の歴史は最後の半日しかない。
・地球が誕生したあと、海ができる。その後タンパク質が作られて生命が誕生した。生命が誕生すると廃棄物として酸素を排出する。人間も地球の一連の進化と深い関わりがある。人間の歴史と自然の流れが一致しないといけない。
・人間の600万年の歴史を1日24時間の歴史に例えると、我々200年間の現代人の歴史は最後の1分間しかない。この1分間で大変なことが起きた。飽食時代へ変わってしまった。その飽食が病気をもたらした。

交流会の様子

120歳まで生きるために守りたいこと
陰と陽のバランス。
・ある特定のリズムに合わせた生活パターンを守る。例:5時から7時の間に起きて排便。7時から9時に食事。午後3時以降はなるべく食べない。
・朝5、昼3、夜2の割合で食べる。
・主食、豆5、野菜2、肉類1の割合で食べる。
・夜9時に寝る。

参加企業と交流する留学生