2012年1月9日月曜日

用人不疑、疑人不用

 直訳すると「人を用いるときには疑わず、 疑わしい人は用いない」という意味で、信じて用いた以上は全幅の信頼をおいて活躍してもらうべきであり、信用できないような人間であるならば最初から用いないほうがお互いのためであるということです。
 日本にも中国にも信頼を表す「任せる」という言葉があり、よく使われていますが、日本と中国では「任せる」程度が違うような気がします。普通中国で「任せる」と言われたら「最初から最後まですべて自分の意志で進めて良い」と解釈しますが、日本の企業ではどうでしょうか。「任せる」と言ってもこまめな「報告・連絡・相談」は求めるのでは・・・。これでは、後から「私を信用してない」「外国人を疑っている」などと言われることになります。そうならないためにも外国人社員を採用した際にはその違いを言っておいたほうが良いでしょう。